2020年2月上旬、凍てつく寒さのなか、ちゃたろうは四万温泉(シマオンセン)に行ってきました。
四万温泉は群馬県吾妻郡中之条町というところにありまして、草津や伊香保などの温泉地とそう離れていない(といっても車で一時間くらい)場所にあります。
というか、群馬県って凄いな…温泉地だらけちゃ…!
都内から四万温泉まで、自動車で高速道路使いつつ3時間ほど…と言いつつ、サービスエリアに寄ったりするからもっとかかるけれどね!
熱海や草津みたいなよくテレビでも聞く温泉地ではないので四万温泉はご存じない方も多いんじゃないかな~。
あ、でも四万温泉の「積善館」というお宿は、ジブリ映画である「千と千尋の神隠し」の舞台とも言われているので有名なのかな?
でも、ちゃたろうは四万温泉エリアが大好きなんだよね。
今回は二回目の訪問だったけれど、本当に美しいの、四万川&奥四万湖が!!
四万川のように美しい川は見たことがなかったから四万温泉エリアに最初に来た時は驚いた。
奥四万湖の色はまた違う色合いで「シマブルー」なんて言われたりするみたいだけど(四万川も指すのかな?)もはや絵みたい。
あと、宿泊した「渓声の宿 いずみや」さんも二回目だけど滅茶苦茶ステキなのです!
後述するけれど、四万川に臨むお部屋とお風呂・お料理そしてスタッフさんのお心遣い、完璧。
むしろ「渓声の宿 いずみや」さんに再度泊まりたいから四万温泉、みたいなところがあった笑。
だから観光らしいものといえば四万川ダムと奥四万湖を見に行ったくらいで移動含めて一時間ちょっと。
それでも、いずみやさんで過ごした時間がよかったので大満足の旅でした!
これぞ大人向けのんびり旅、なのです。
あ、みそちゃんもいるよ!
旅の楽しみは目的地だけじゃない!たまには三芳PAに寄ってみよ→行きのブランチにはむしろイイ!
目的地である四万温泉は群馬県吾妻郡中之条町→関越自動車道でブーン。
自動車移動の旅の楽しみとして外せないサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)、今回も当然寄る。
…ところでSAとPAって何が違うんだろう…。
国土交通省曰く、PAと比較してSAはトイレや駐車場以外の施設も充実してるってことみたい↓
高速道路のサービスエリア(SA)とパーキングエリア(PA)の違い ※国土交通省サイトにジャンプします脱線失礼しました…。
今まで関越自動車道の場合はなんとなく高坂PAに寄っていたんだけど、たまには違うところにしようと三芳PAへ立ち寄る。
SAではなくてPAだから、ご飯食べるところあんまりないのかなーと思いきや、そんなことない、いい!
全体の大きさとしてはこじんまりした印象ではあるけれど、売店もあるしフードコートもある。
ブランチにラーメンとかおやつ(ブランチなのに?)を食べるのが目的だから、お土産売り場がそんなに大きくなくてもいいし。
フードコートは広くないけれど、一席あたりの面積にかなり余裕があって快適だった。
平日のAM10:30くらいだからかもしれないけど、とても空いていたよ。
ちゃたろうは味噌ラーメンたべたちゃ!
みそちゃんは卵かけご飯withうどん、外のお店で売ってた鯵の唐揚げ。
(みそちゃんがみそらーめんの方が語呂がいいのに…)
美味しかった、旅が始まる感、でる。
とりあえず見かけたら入っちゃう道の駅(こもち)!無料の足湯で心も体も温まる!?
渋川伊香保ICで高速道路を降りたら「道の駅こもち」が!
道の駅、それは旅先で見かけたらどうしても寄ってしまう場所…。通り道だし10分位だから問答無用で立ち寄る。
~こんにゃくの里~道の駅こもち ※外部サイトにジャンプしますなんともそそる和な外観、風情があります。
どでかい道の駅というわけではなかったけど楽しい。
しかも土日・祭日に無料で利用できる足湯があったよ!
白井温泉というところから引いているお湯でジャグジーらしい!
運転につかれたり、冷えりしたら浸かってみては?
タオルを持っていくといいかもね。
ちゃたろう達は平日だったからやってなかった…涙
そして全然お腹が減っていないにもかかわらず、あんみつを食べるちゃたろうであった。
物産館では、流石群馬といった感じでこんにゃくや関連加工品、地元の野菜やお惣菜などがたーくさん。
野菜安いちゃー!!
にんにくが何十個も入って数百円… こんなに大きい白菜が… 。
そして全然お腹が減っていないにもかかわらず、ココナッツとチョコのスコーン(210円)を買うちゃたろうであった。
しかも写真撮るの忘れて全部食べちゃった。
そうそう、物産館は休館日があるみたいなのでご注意を!
大人の隠れ家「渓声の宿 いずみや」で過ごす贅沢なひととき!好きなだけ露天風呂にお入りなさい!!
渋川伊香保ICから自動車で1時間ほどで目的地の四万温泉エリアに。
四万川沿いにうねうね車を走らせると、唐突に温泉旅館だらけの細い通りに入って、Oh!ってなる。
ぼーっとしていると目的地を通り過ぎちゃいそうなくらい小さな旅館が連立してます。
誰にも知られたくないんじゃないかというつつましさで、目的地「渓声の宿 いずみや」さんが佇んでるちゃ。
大正時代から湯宿を営んでいる老舗らしい。
お宿エントランスの向かい側に駐車場がある。
かなり狭い駐車場だけれど、おかみさんがサッと外に出てきてくださり、いい感じに駐車しておいてくれる!
チェックイン手続きのためにラウンジで待つ。
ラウンジにはテラス?みたいなのがあって、四万川を見下ろせる。
綺麗な綺麗な綺麗なエメラルドグリーン、と水の音。
何故こんな色になるんだろう。
水の成分と反射の関係?とかなのかな?
ずっと見ていても飽きないくらい美しい色です。
まともに川を撮れてる写真が下記しかなくて大失態ちゃ!!
あんまし見えないよね…でもめっちゃくちゃ綺麗でしょ?
ほんとうに美しい川だなぁ、なんて感動していると、スタッフのお兄さんが梅シロップのお湯割りを出してくれた。
温まる~こりゃー美味しい。
※ちなみに先ほどの写真の川の向こう側にみえるのは足湯だったと思う。
近隣には無料で浸かれる足湯がちょいちょいあって、不思議だけど楽しいよね。
なので、散策される方は脱ぎやすい靴でタオルをもっていくとよいですよ。
ただ、時期や時間帯で閉まっている時もあるみたいなのでご注意。
さてさて、チェックイン手続きしてお部屋に案内される。
※注意:お部屋への階段は結構急&エレベーターなどはないのでバリアフリー必須の方だと厳しいかも。
客室内に露天風呂がある「水天」へ。
ちなみに、いずみやさんの客室は5部屋のみで、そのうち3部屋が露天風呂つき客室です。
客室露天風呂以外にも空いてたら入れる貸切風呂が二種類ある。
大浴場がないところがまた、隠れ家的でよい。
10畳の和室は手入れが行き届いていて居心地がいい!
写真を撮る前に荷物をおいたりベッドにバフッて乗ったりしてしまったちゃ…。
そして…露天風呂だぁ!!
’半’露天風呂ということで屋根はあって、下記写真のとおり窓が開く感じ。
窓から乗り出して下に向けて覗くと美しいエメラルドグリーンの四万川が流れてるのが見える。
丸っこくて可愛らしい湯船。
100%源泉かけ流しなんだよ!
早く入りたい!!
部屋の中から見るとこんな感じ(下記写真左)で解放感がある。
いつでもお風呂が眺められる(?)のもいいねw
ウエルカムスイーツとして温泉饅頭が!
ちゃたろうが入室後すぐ食べちゃったから写真には一個しかないけどちゃんと人数分あるよw
DHCのアメニティセットが置いてあるのも嬉しいよね~ぬりぬり♪
ひとしきり部屋で「いいね~」「いい!」「いや~いいね!!」とか言ったあと、早速お風呂へ!
好きなタイミングで入れるのが客室露天風呂のいいところだね。
泉質は無色透明でにおいもしない。
ん~…あったまる…温度は結構高めだと思う。
みそちゃんも運転の疲れがとれるねぇ、とのことでした。
最高の気分!
山と川の幸が堪能できる「渓声の宿 いずみや」!美味しいのに量も多いからお腹を空かせて臨むべし!
お夕飯編
温泉でほかほかになった後はもう一つのメインイベント、それはご飯。
チェックイン時にくつろいでいたラウンジが食堂になる。
前来た時は部屋食だったから、部屋のタイプによって違うのかもしれない。
席につく、お品書きに目をやる。
テンションがぶちあがる。
ちゃたろうは知っている。
このお宿のお料理が大変美味であることを。
ここからは、ダイジェストでお届けしますので画像を中心にお楽しみください。
※ダイジェストしないと感想が凄い長文になってしまうためw
※「美味しい」「いい」「素晴らしい」などのコメントが多数となりますがご了承ください。
お造りが、マスや刺身こんにゃくだったりするのがとても素敵。
うんうん、海なし県は山と川で勝負だ!
刺身こんにゃく、自家製なだけあって食感も味もいい。
百合根饅頭がうす甘くて凄い美味しかった…。
↓
別注の馬刺しも大正解。
脂がのっていて、その脂には甘みがあって美味しい。
↓
地鶏鍋、野菜やキノコの旨味がかなり出てる。
うますぎる。
このままご飯やうどんいれてもいい。
美味しすぎて、鍋を食べ終わった後、残り汁を小皿にキープしてた。
↓
主菜を下記から選ぶスタイル。
- 上州麦豚ソテー
- 赤鱒ムニエルみぞれあんかけ
- 上州牛ステーキ(+1,000円)
迷わず上州牛ステーキを選択(以前食べて美味しかったから)。
うまい!
馬刺しのコメントと重複してるけど、脂が美味しい。
写真だとわかりづらいかもしれないけど結構量もあってありがたい。
↓
蕎麦寿司って初めて食べたかも!
お米の代わりにそばで巻かれたお寿司。
さっぱりしていて、一旦リフレッシュできていいね。
↓
さて、この時点で既にお腹が一杯になりつつある。
が、くるのだ、天ぷら盛り合わせがw
天ぷらの器になっているのが籠馬鈴薯。
馬鈴薯を細切りにして籠の形にして揚げてある。
天ぷらは当然美味しいのだけど、この籠馬鈴薯がものすごく気に入りました!!
変な形容だけど、お高い系バーガーの横に鎮座していそうな若干の「洋」&「ジャンク感」が凄くいい。
なんならハットグとかタピオカとかの流れで流行ってもおかしくないカジュアルかつ洒落たおいしさを兼ね備えてる。
↓
天ぷら後は焼き物とご飯・香の物・お吸い物。
お腹パンパンだけれど、美味しいからちっとも残したくない!の一心で食べる。
ちゃたろうは地鶏照り焼き。
照り焼きといえど甘さはかなり控えめで大人の味、このタイミングだとこの味加減が確かにぴったり!
↓
お魚好きのみそちゃんはイワナの塩焼き。
↓
デザートは苺のゼリー&ケーキ、こんにゃくもち、パイン…だったと思う。
コーヒーは食事処の入口にあるコーヒーマシンにて(無料だよ!)。
苺系は素朴で優しい味。
こんにゃくもち、他にはない独特の食感がいい…確かにこんにゃくと餅を合わせた食感。。
どこかで買えないかな…。
お夕飯を食べた後は、しばしお腹がへこむのを待ってまたお風呂♪
布団に入ったらあっという間に眠りに落ちた。
朝ごはん編
朝ごはんがねー、また豪華なのよ。
ご飯とおかゆが選べるので、半々にしていただく。
このおかずの品目凄いw
ふたが閉まってるけれど茶わん蒸しもあった。
朝ごはんの量もなかなかでして、おかゆを少し残してしまった!(ごめんなさい!)
↓
いやー夕飯も朝ごはんも堪能しました。
大人の贅沢な山ご飯(食材や味付けは大人向けだと思う)。
山菜とか川魚とか中心なのが地のもので勝負している感じがして好きです。
どれも美味しかったし色々なものが食べられて楽しかったちゃ!
毎日この品目提供するの大変そうだなぁ。
それはそうと、朝夕ご飯ともに量がめっっっっちゃ多いです!
でも全部食べきりたいと思わせる内容!!
おかみさんも「量多いですよね…」的なことを仰ってたのがちょっと面白かったw
食べる量は人それぞれだし、残すのも申し訳ないから、小食な人は事前に相談してみてもいいかもです。
このお宿の方々はあたたかくて優しい雰囲気だから余計に残すのが申し訳ない!と思ってしまうちゃ。
朝ごはん後は、チェックアウトまで時間があったので、また露天風呂に入ったりしてそれぞれのんびり過ごしたよ。
周辺観光も色々あるけど四万川ダム&奥四万湖のシマブルーは一見の価値あり!
今回の旅はお宿(いずみやさん)メインだったのと時間の関係であまり観光には時間を割けず。
なんだけど、やっぱこれは見ておきたいよねってことで「四万川ダム」とそれによりできた人造の湖「奥四万湖」へ。
このダムがかっこいいのよ~、ちゃたろうは初めて見たときに進撃の巨人が思い浮かんだ。
巨人を街にいれないための壁みたいにバカでかくてものものしくて、整然として綺麗でかっこいいんだけど、堰き止めている奥四万湖の深いシマブルーの水とあいまって、なんだか恐怖すら感じる異世界感。
ぞくぞくするよ。
ダムを横から見た写真↓裏側が奥四万湖。
上の写真の小屋?あたりから下を見下ろすと…なんか怖いい!
反対側の奥四万湖側を見下ろすと…深い深いコバルトブルー…これぞシマブルーだね。
シマブルーって奥四万湖と四万川両方の色を指すのかな?
奥四万湖の色は深さや流れの違いによるのか、四万川のエメラルドグリーンとはまた違うのだけど。
とにかく奥四万湖も綺麗だけど、この深い色合いは少し怖さも感じる(だがそれがいい)。
と、いうわけで四万川ダムと奥四万湖を見て「すごいや!」と納得して、ちゃたろうとみそちゃんは四万温泉エリアを後にするのであった。
あー楽しかった!!
唐突に終わるけど、以上、四万温泉エリアの旅でした!