寿司髙はし (高はし)さんは穏やかな大将と女将さんが迎えてくれる!確実に入店するなら事前予約をおすすめします!
御菓子司中里に「揚最中」「南蛮焼」を買いに行った日、せっかく駒込にきたということで、寿司髙はしさんへ(東京都豊島区駒込)。
JR駒込駅北口から徒歩2分、東京メトロ南北線駒込駅1番出口から徒歩1分と近い。
以前からお店の存在は知っていたけれど、周囲の雰囲気とは異なり唐突に存在する、知る人ぞ知る隠れ家のような外観に気後れしてしまい、入る勇気がなくはや10年。
気後れ期間長すぎ!
というわけでとある平日のランチタイムに満を持して来店してみました。
通りすがる際、支度中の場合が多いので念のため開店後早めに来店してみることにする。
来店は当日に決めたので予約はしなかった。
某口コミサイトで開店時間を検索すると11:30からだったので11:45に来訪。
…したのだが、まだ支度中の看板。
あら?
中にお店の方がいらっしゃるようなので休業ではなさそう。
お店の前から電話で確認すると、快く入店させてくださいました!
公式Instagramなどを確認すると
正確な営業時間は12:00~20:30(木曜日は12:30〜、火水定休)だったすみません!
行かれる予定がある方はご注意ください!
公式ウェブサイトはなさそうなので、公式Instagramを確認するのがよさそう。
電話でも勿論可能ですが、Instagramからも予約できるっぽい、便利!
(Instagramでは大将の日常も垣間見えて楽しい笑)
Instagramを見て知ったのだけど、火曜日限定で2代目握りと言うのを実施しているらしい。
その名の通り、2代目さんがお得な価格で握ってくださるという趣向。
何それ楽しそう!(ちなみにこの日はNot火曜日)
店内は奥にL字のカウンター8席と、手前にテーブル席(4人掛けだったと思う)。
明るくて清潔な雰囲気。
ちゃたろうたち(2人)の他に予約のご婦人2人。
いずれもカウンターへ案内される。
手荷物はロッカーに預かってくださる。
※開店時はちゃたろうたち含めてこの4名だったけれど、徐々に増えて会計前には満席だったので予約して行ったほうが安心!予約状況によっては早めに切り上げてしまう日もあるようなので、やはり予約していったほうが安心。
次からは予約しよっと!←また行く気満々の人。
大将も女将さんも穏やかで優しそう!
よ、よかった!(何に怯えているのだろう…)
でも、たまにあるじゃない?こちらが萎縮してしまうような態度をされる店主さんの飲食店。。
失礼なお客さんとかに優しく接する必要はないけど、外食って基本的にわくわく楽しい気持ちで進めたい。。。
まあ本筋と関係ない愚痴はいっか!
とにかく楽しみだ!
寿司髙はし (高はし)さんの握り寿司コース実食!ラインナップと味わい、価格などご紹介…といいつつ美味しいからご自身の舌で確かめて欲しい♪
さて、カウンター席に着いたらメニューを渡される。
まずは飲み物を選ぼう。
日本酒はスパークリングなども合わせると10数種類。
「髙はしブレンド」なるものもある!?
その他、焼酎やビール、サワー、ウイスキーなどもある。
ランチタイムだし今回はソフトドリンクにしておこう。
髙はしさんオリジナルのすだちバーモントソーダ(800円)で!
お料理は…ちらし寿司と握り寿司のコースがある。
それぞれ、
- 茶碗蒸し・お造り付き: 8,000円
- 茶碗蒸し・お造りなし: 6,000円
ここはやっぱり握り寿司が食べたい!
握り寿司のコース(茶わん蒸し・お造り付き)を注文!!(8,000円)
※別途サービス料あり(注文金額の10%)
開店時間の12:00からお料理の提供が始まるので、それまで数分ワクワクしながら待つ。
カウンターの端の棚に江戸切子と思われるグラスがたくさんあった。
江戸切子、パキっとした柄が美しいよね。
(話が前後してしまうけど、こちらの棚からグラスを選んで飲まれているお客さんもいた)
早速、すだちバーモントソーダがきた。
バーモントって何だっけ…?
ハウス食品さんのバーモントカレーのイメージが強い。
食品さんの公式ウェブサイトを見ると、アメリカ東北部のバーモント州に伝わる林檎と蜂蜜による健康法にちなんでいるのだとか。
<ハウス食品 公式ウェブサイトリンク>
つまり、りんごと蜂蜜とすだちをソーダで割ってるってことだな。
程良い甘さとまろやかな酸味。
コクがあるのは蜂蜜の効果かな。
ソーダの効果もあって胃が動き出す。
食べる準備、オッケーです!
※以下、2024年10月時点のコース内容を共有します!
佐渡の岩もずく、あん肝と白子ぽん酢からスタート。
おぉ!岩もずく、しゃきっと歯ごたえがある!
もずくでこのようなはっきりとした食感は初めてかも。
白子、はゎ…とろける…クリーミー…。
あん肝、はゎ…とろける…クリーミー…。
旨み(甘味というのか)も強く…うまい…プリン体の調べ…。
玉子焼きとガリをつまむ。
お出汁と甘さの加減がいい、もっと食べたいけどまだ序盤だしまずは一切れで我慢。
ガリもさっぱり美味しい。
少し厚めのスライスでより生姜感を感じる。
茶碗蒸しはゆば入り!
ゆばの少し変わった食感が混ざることで飽きないし、時々ゆずが香るのも楽しい。
お次はお造り。
本丸に近づいてきた。
ラインナップはまぐろ・えび・ひらめ。
どれもおいしかったけど、特にヒラメ!旨みがしっかりあって気に入りました!
(昆布とかで軽く締めてるのかな?って勘違いしたけど違った、お恥ずかしい笑)
いよいよ握りへ。
先のお造りをひらめで締めたが、握りは引き続きひらめから。
握りは昆布締め、んんーまい。
生より一層旨みが強い。
ちなみに、握りは一口で食べやすい小ぶりサイズ。
これなら色々楽しめそう!
続いて、鯵(あじ)。
…えっ?極上…。
人生で1番美味しい鯵の握りだ。。
新鮮でみずみずしく(寿司にみずみずしいって変?)、臭みなど一切なく、ただただ鯵の旨さが広がる。
鯵の名産地は北九州の海域らしいのだけど、この味は宮城県の気仙沼産。
気候変動の影響で気仙沼でも美味しい鯵がとれるようになったのだそう。
甘海老の握り、実に甘い。
ねっちり。
鮑(あわび)はシャリと別々になっており、肝ソースが添えてある。
まずは鮑だけ食べる→厚みのあるカットで柔らかいけど、柔らかすぎないいい塩梅。
次は鮑に肝ソースを付けて食べる→このソース素敵!肝独特の風味と旨みがありつつ、苦味は全然ない。
最後にシャリを肝ソースに絡めて食べる→うわ!面白い、超美味しい!!もっと食べたい!(我慢したけどね)
うにの握り
崩れやすい握りなので、大将の手から、自分に手渡し。
※お寿司は手でいただくスタイルのお店です。
写真を撮りやすいように大将が手に乗せた状態でポーズとってくださいました。
優しい…!
はゎ…とろける…クリーミー…(3回目)。
濃厚だぁ、甘い〜。
続いては春子鯛(かすごだい)。
ここ駒込は桜の品種ソメイヨシノの発祥の地だということを大将が教えてくださいました。
知らなかった!
JR駒込駅前に公園があるのだけど、実は「ソメイヨシノ桜記念公園」という名称だった!
そして思い起こせばJR駒込駅の発車メロディーは「さくらさくら」だ…!!そういうことだったんだ!
全然知らなかった…。
一番大切なポイントがうろ覚えで申し訳ない…確か、桜酢(桜の葉っぱを漬けてあるとかだったかな…とにかく桜の風味がする)で締めてる、と仰っていた気がする…違ったかな…。
つまり、桜の風味がするわけなのです。
噛んでいると桜の香りがふわん、と。
なんて粋なお寿司でしょう!
ほどよい桜の香りが心地よくて、物凄く大好きな一品でした!!
いくら軍艦、海苔の香りがよいうちにと促されたので速攻食べる。
パリッとした海苔といくらとシャリが三位一体。
確かに海苔の香りがよい。
ここでお味噌汁。
海苔?あおさ?どっちだったっけ…すみません。
一旦、体をあっためる。
ほっとするね。
漬けまぐろのにぎり。
ネタが厚めにカットされていて、にっちりといい食感。
うま!漬けの具合がまぐろの味を引き立てる!
お寿司を食べに来た、という感じがする!!
炙りトロはスプーンに乗ってサーブされる。
手で食べると油がすごいからかな?
…口の中で溶ける!!油の甘味よ!
かんぴょう巻き。
そろそろ終盤にきた感。
こちらも海苔の香りがいいな、そしてほっとするお味。
いなり寿司がお料理の最後に。
写真撮る向き間違えたからわからないけれど、半分にカットされています。
かんぴょう巻きに続き、ほっとする一品。
本来、お料理はいなり寿司で〆てデザートに移行するはずのところ、お好み握りを追加。
鯵、春子鯛、しろみる貝!
デザートはフルーツ。
りんご・マスカット・いちじくと3種類もあるのが嬉しいね。
以上でコース終了!!
とっても美味しかったです!
ご馳走さまでした。
お会計は二人で25,652円也。
※コース料金2人前、飲み物2点、お好み握り4点、サービス料10%、を含む
ランチのコース、お得かつ素敵なラインナップでした。
夜はコースではなくALLお好み握りも可能とのことなので、そちらもいずれ挑戦してみたいです。
寿司髙はし (高はし)さんのお隣には別形態のお店「分高」さん!?お手頃価格の割烹にもチャレンジしてみたい
寿司髙はしさんは、別形態の「分高」さんというお店も展開しています。
しかもお隣に。
魚料理を中心とした割烹料理店で、3,000弱とお寿司よりお手頃価格でランチ御膳食べられるみたい。
お寿司屋さんの魚料理なんて絶対うまいに決まってるじゃん!
いずれこちらもチャレンジしたい…!!
【食:作ってみた】 【食:グルメリポート】
【旅:旅日記】 【絵:LINEスタンプ】 【絵:漫画】